2009-01-01から1年間の記事一覧

 狭くなる机

今回は写真を載せるわけにはゆきませんが...増え続ける必要なものを部屋に置くために奮闘しているので記事はちょっとだけ中断させていただくということで...当初の予定では机は幅160cmあれば足りるという計算でしたがその程度では足りないことがわかってきま…

 簡易ひずみ率測定

秋葉で安売りしていた外付FireWire接続のオーディオインターフェイスをA/Dコンバーターとして使ってひずみ率を測定してみました。ソフトはフリーで提供されているものですがかなりのスグレものではないかと思います。信号源はオーディオアナライザーの発信器…

 WORD CLOCKのテスト

ちなみにCDPの置き台は5cm厚のトラバーチン(巣のある大理石)で振動の損失が大きい?らしいです 分周回路をIC基板に組んで動作を確認しDR1に44.1KHzのWORD CLOCK端子に接続してみました。問題があれば 「WORD CLK ERR」と表示されますが1発で外部クロックに…

 11.2896MHz分周実験(続編)

前回の実験ではケーブルの負荷までは考慮していなかったので強力なラインドライバーなどに入れ替えて再実験です。周波数の測定(ゆらきの程度の確認)のために先がみの虫クリップの同軸線を使っています。このケーブルは結構容量が大きいのでテストとしては…

11.2896MH分周実験

ルビジウムの11.2896MHzを44.1KHzに分周する回路ブレッドボードで試作しました。結果的にはCMOSを3個とラインドライバ1個でそこそこ綺麗?な波形になるように調整することができたとは思いますが...ブレッドボードはただ単に大まかな動作を確認するというこ…

 スリラー SACD

スリラーのSACDシングルレイヤー盤です。USから輸入したので安いですがケースが割れてます(わざと割れてるのをよこす風)。なぜSACDなのかと云うとシングルレイヤーの古いSACDはCDのカットオフ周波数である22KHz以上が含まれている可能性が高いから価値があ…

 電源タップ4個口

測定器やら安定化電源やらで電源タップがたちまち足りなくなり何度となく増設しています。いわゆる電源タコ足アタプターなるものと何ら回路的には変わりはないのですが...大元から引いてくるにしても最低限3.5sqくらいの太いキャプタイヤを使いたいものです…

 恐ろしい電源

秋葉の某Kランドでゲットした旧KENWOOD製のDC電源(定格110V/3A)。恐ろしいことにこの電源は110Vまで出力電圧が上げられるのでうっかりしていると感電しちゃいそうです。電圧を上げたままにしておくと接続した回路を壊しちゃうかもしれないという危険もあり…

 11.2896MHz Rubidium 動作確認編

あれから販売元に連絡してみましたがやはり何も送ってはこないようですし資料らしいものは見あたらないので、仕方なく他社同等品のピン配置とデモの映像を参考に電源の接続を特定しました。グランドがケースに接続されているので特定可能でしたからVCCがバズ…

 CDU-920S/CDW-900E

最近使っていなかったSONYの920S+SUN611ケースです。もしも900Eが全滅したら仕方なく使うために確保してありますが...在庫している青タフを全部焼き尽くすくらいまで900Eがもちこたえてくれると良いのですが。外観上920Sと924Sは明確には区別できませんが写…

 11.2896MHz Rubidium

取り寄せるのに時間がかかりました...ずっと前に注文していたような気がするのですがなかなか届きませんでした。44.1KHzの整数倍のルビジウムです。11.2896は256fsと云われている周波数ですが、非同期バイナリーカウンターで簡単に1/256の周波数に落とすこと…

 HP 58532A

HPのGPSアンテナを送ってもらいました。もちろん中古ですが...新品を買ったら結構いい値段しますよねきっと。例によって5D-SFAケーブルには秋葉の無線屋さんでで両端にN接栓を取り付けて頂きました。無線用のコネクタの取り付けはいまだに自信がありません(…

 Re Born Amii Ozaki

老舗オーディオショップのディーラーの方にお勧めいただいたBlu-spec CDです。通常盤のCDもあるようですがこちらは限定発売ですでに流通在庫のみを残すのみという噂で秋葉の石丸などではすでに売り切れモードです。Blu-spec CDを買うのは初めてですがどれほ…

 Aming In the prime

友人から半ば無理矢理聴くようにとご提供いただいた再結成あみんのCDです。 C1/C2の測定の結果元の盤は極めて優秀なものでしたがその音たるやどうやったらこんな五里霧中みたいな訳のわからないサウンドになるのか感心する程のものでございました。昔やた…

 TA-DA9100ES

久々にオーディオらしい話題に戻った気がしますが...WORD CLOCKは別のルビジウムが来てから実験することとして、長期在庫?していたSONY 9100ESを試してみました。9100ESはiLink Audioがすたれつつある中、iLinkでマルチ・チャネルDSDを受けることができる数…

 Z3801A x2

複数の3801Aを使って片方をリファレンスにして他方の周波数を測定したときいったいどうなるのか?楽しみでしたが...予想に反してほぼ一致していることがわかりました。131Aでは12桁測定するのに時間がかってしまうのでその間の平均ということになりますが、…

 1PPS TI

Z3801の1PPS出力(リアパネルに出力されていないが)のTI(TIme Interval)をプロットしていったのがこのグラフですが、がばらつきが一気に収束しはじめるポイントがありますよね。秘密のコマンドを使ったとか、ふたをあけてハードをいじったという訳ではぜん…

 アンドリューのアンテナ

某所より取り寄せた中古アンドリューです。GPSは少なくとも2台が同時に動いていないと周波数が正しいかどうか自信が持てないのでアンテナ線も2本引いてあり、2台目用のアンテナとして仕入れたのはアンドリューです。2台同時運転してカウンターで比較…

 EFRATOM VS DATUM

現在最も多く出回っている10MHzルビジウムはEFRATOM/DATUMのLPROでしょう。すでに生産中止となったEFRATOM社の互換品をDATUM社製が製造しているらしく、ピンヘッダーなどにも互換性があるようです(両社は名前が変わっただけで同じ会社なのかもしれません)…

 秋月のブレッドボード

オーディオの実験にブレッドボードは向かないので(オーディオマニアの非常識?)これまで買うことはありませんでしたが、動作確認の実験には欠かせないアイテムではないかと思います。この大きさのものが1400円ですから安くなったものです。とりあえずやっ…

 44.1KHzのワードクロック(10MHzから作ろうとするから難しい)

ちょっと前に検討した10MHzからワードクロックの44.1KHzを作るという計画ですが...よーく考えると10MHzから作るのがよろしくないんですよね。10MHzは測定器にとっては大変重要な基準クロックではありますが、オーディオで使われている44.1Kの整数倍ではない…

 Z3801A

注文していたZ3801Aが届きました。GPSアンテナ付きだったのでとりあえず接続してみましたが動作はしているようです。 作業したのが夜中だったのでちょっと怖かったですが、屋上の全天をカバーできる所に仮設置してエアコン穴からアンテナ線を引き込みました…

 10MHzから44.1KHzを作る方法

そこそこゆらぎの少ない基準クロックは手にはいりましたが、肝心のワードクロックをどうするかという問題が残っています。たとえばHP 33250Aで作ってやるのは至極簡単で、おそらくはジッタの少ない良質の信号になることでしょうが、それでは無駄が多すぎます…

 プローブの比較

3種類のプローブを比較 左から PBA2500/P6138A/P701943 最近は測定環境の整備に時間を費やしています。連休には最低限のオーディオ実験は済ませておきたいとは思いますが、その前に調べてみたいことがいろいろあり、今回はプローブの善し悪しについて考察し…

 Agilent 33250A

Agilent 33250A / 53131A導入を予定していた33250A(中古)が届きました。調達元は店舗などをもたず一般には販売していない業者様で、比較的程度の良いものが多く価格設定もリーズナブルです。1つランクの低い33220A(20MHz)でも良かったような気もします…

 ルビジウムコントロールドVCXO(LPRO)

米国DATUM社のLPROルビジウムオシレーターの中では設計が新しいとされているDATUM社のLPROです。ユーザーズガイドのリリースが2000年後半となっいるので、最悪2000年に製造されていたとしてもルビジウムセルの寿命がまだ残ってい…

 Agilent 53131A

アジレントの53131A(10MHz・12桁表示・Gate10S) ワードクロックの周波数測定などの記事では、アジレントの53131(2)AかスタンフォードリサーチのSR620(625)を使っていることが多いようです。どちらの機種も中古でも…

 高精度クロックソース(G−03X)の試聴

ワードクロック入力部最近ルビジウムやOCXO(外気より郄い温度に設定されたオーブンにオシレーターを封入したもの)をワードクロックに使った場合、実際に音質が改善するものなのかどうか気になっています。たとえば、OCXOを積んだエソテリックのG−…

 AC電源の試聴(NN方式 15V×2)

試聴に使ったCD AVEXのCDは結構よくできているので、時々試聴に使うことがあるのですが、流行歌の中にも全体的に質感の良いと思われるトラックもあったりします。たとえばこのトラック11の中島美嘉の雪の華ですが、音数も少ないせいか生音に近い感…

 LH0032のSR(slew rate)の測定

アナログ式高速パルスジェネレーター 前回使用したFGEのパルスの立ち上がり時間は11nSでした。これでもLH0032のSRは問題なく測定可能かと思われますが、たまたまですが、高速OP−AMPのSR測定などに使用されていたアナログ式のパルスジ…