11.2896MHz Rubidium 動作確認編



あれから販売元に連絡してみましたがやはり何も送ってはこないようですし資料らしいものは見あたらないので、仕方なく他社同等品のピン配置とデモの映像を参考に電源の接続を特定しました。

グランドがケースに接続されているので特定可能でしたからVCCがバズレじゃなければいいわけです。信号出力のコネクタはSMAですが簡単にBNC変換できるので問題ありませんでした。

ちなみに電源の配線は細いのが嫌いなので1.25sqを使っています。オーディオ以外の用途では電子架橋プラスチックを被覆に使用した古河のビーメックスを使うことが多いです。たっぷり半田を盛っても被覆が溶けてぐにょぐにょになことはありません。





というわけでZ3801Aの10MHzを基準としてルビジウムを調整したの結果がこんなところです。多くを語ると諸先輩方に叱られるので控えることに致しますが高精度なWRDO CLOCKにの実現に近づいたと思わせるレベルです。

分周とバッファリングさえうまくできれば某メーカーの高級クロックと同等の性能か、あるいは原発が44.1Kの整数倍であるためによりジッタの少ないクロックを生成できる可能性があるかもしれません。

でもですね...WORD CLOCKはCDのみに有効なんですね...44.1Kなんですから当然ですね。DSDx1は64fs/2.8224MHzですから4分周すれば簡単に作れるんですが改造しないと使えないと思います。CDの音が格段によくなれば改造する気力も起きるかもしれませんが...回路図かできればサービスマニュアルくらいは入手して事前に検討してからでないと危険ですよね。