無料アップデート期間が過ぎたWINDOWS10はいまでもWIN7,8からクリーンインストールできるのか(2017年8月)

この話題はネットで結構いろんなところで書かれていて、確実に実行可能なのは支援技術支援名目のアップデート(クリーンインストールではない?)だと云われています。
一方、アップでデートが可能であると謳ったDISKをオークションで販売しているのをみかけることがあります。もし使用出来なかったらクレームが殺到するので継続販売は不可能になると思われます(1600枚も売ったそうです)。ですのでそれらを勘案しますとくクリーンインストールはハードルが高いかもしれないがアップデートが「出来る」「出来ない」のどちらかで判定するなら「出来る」になるでしょう。

素人オーディオの試した限りでは一部ネットに書かれている通りクリーンインストールには何度も成功しています。8月にもWIN7からのアップグレードで3台クリーンインストールしましたがいずれも成功です。ただしコツがあるようではあります。MSのサイトから最新のディスクイメージをダウンロートして実行することです。できればUSBメモリにビルドした方が良いです。古いイメージで実行すると認証が通りません。

MSとしてはWIN8.1からのアップグレードは弾くが7/8からのアップグレードは未だに通すということなので7/8のサポート台数を減らし早めに打ち切りにしたいということでしょう(XPで懲りている)。あるいはアップグレード期限までに目標とする台数がアップグレードしなかったということなもかもしれません。
ということで7/8の正規品をお持ちの方は現状WIN10のライセンスを買う必要はなさそうです。
ただし7--10の順でインストールしてリビルドするのは面倒なのでWIN10のイニシャルとカレントのバックアップが必要になるでしょう。こうなるとNASの速度と容量が問題になってきそうです。

別の話題になってしまいますが最近はNASも一般家庭に普及しつつあるところだと思います。初期のNAS製品はヒドいものが多かったです。たとえはN社の4ベイなどは書き込みエラーが発生して読み出せなくなるなどに遭遇しています。WINDOWS ServerがあればNASは不要なのですがいかんせんディスクを大量に内蔵するスペースもないし頻繁にR/Wしないものはパフォーマンスの落ちるNASでもいいかなという考え方もあります。唯一まともだと思ったのはすでに販売が中止されているLG-NASでした。1TのDISK4台(HGST)とブルレイドライブ付で4万以下でR/W性能もWINDOWS Server並です。メインメモリが交換できるようになっていて最大限実装(4GBでしたでしょうか)して使っています。1GbEネットワークで使っている限りは現在市販されているNASにまったく劣らない性能(ただし10GbEになった場合はわからない)でトラブルもまったくありませんし素晴らしいです。
しかしながらWINDOWS Serverの場合HPなどのサーバーマシンではRAIDコントローラーにキャッシュが2GB乗っているものがあり普通のディスクを使っても(非SSD)1GBvtesのファイルでベンチマークをかけるとR/Wともに3.5GBytes/s以上の速度が出るものがあります。なのでエンベディット的なものでは太刀打ちできない性能と言ってもよいでしょう。出来合いのNASなら4万円のLG-NASで十分ということになりそうです。それ以上を求めるなら強力なRAIDコントローラーを使ったWINDOWS Serverでしょうか。

結論としては「できる」でした