ギガの回線で1Mbpsも出ないは本当なのか?

いま使っているインターネットの回線は遅いなと思ったことはあまりないのですがいかんせん費用が高くつくので何とかしたいと思っている今日この頃です。
10年使ったら普通の車が買えちゃうくらいの値段なので安い回線に変えたいのは山々といったところ。
結論としては固定IPで下りが速い回線は基本的に無理っぽいので固定IPとNUROの10Gなどを併用するに限るのではということです今のところ。
LAN側から出てゆくゲートウエイをNUROにしておけば問題ないということにはなります。
ルーターにNATをやらすと遅いのでLINUXのGWマシンが1台必要になるでしょうけれど(電気代がかかる)。
もちろん10Gが対象エリアになったら速攻契約だと思いますが設備が古いことで有名?な近くのNTTの局が対応可能になるまではたぶん1年かそれ以上必要でしょうか?


素人オーディオはne.jpを持っているのでそれをどう移管してゆくかが問題なのですがJPRSDirectという手があります。
移管すると2万円くらい取られちゃうのですがそれはワンタイムで以降は年額7560円だけになります。ネームサーバーの設定なども自由みたいですしヘンなレジストラに頼むよりはよさげです(NUROの場合も管理料金は8000円ですから同額と云えるでしょう)。
→ 実はもっと安いレジストラさんがあってJPRSDirect同様に使えることがわかりました。激安なので凄いです。

某サービス(契約書類が届いていないのでまだ試してはいません)の場合はホスト名の逆引き権限も委譲してくれるらしいのでJPRSDirectと組み合わせることでおそらくですが好き勝手に設定できるようになると思われます。とりあえず汎用JPドメインを5年くらい登録延長してから →実はこの手は使えないようにブロックしてあるみたいです。更新は1年ごとで1年以上の有効期限が存在しないようです。→ JPRSDirectに移管して(汎用JPの場合は移管料金が掛からず有効期限を引き継げる)どんな設定ができるのか試してみたいとは思います。→ 廃止予定のドメインで有効期限が1年未満のものを移転しました。速攻移転できます。

さて、今回は人柱とも云える行為ですがフレッツの光などを引いてみて回線速度をチェックしてみようという試みです。
実用になりそうであれば高い回線をやめて移管することをもくろんでいるわけではございます。いわゆるダークファイバーを使って独自網に接続しているところに普通のフレッツを追加するので何の問題もないです。

まずは2か月無料で使えてしまう太っ腹INTERLINKさんです。混雑時間帯の速度は10Mbps程度ということでしたがNURO BIZに比べると比較にならないというのが正直なところです。でもこれでも最遅ではないということが明らかになることに...



これって79.95Mbytes/secですよ。bitsではないです。
ほぼ同時(10秒くらいの差)に測定していますのでどちらが有利ということもなく使っているPCのせいで激遅になっているわけでも当然ないです。
ダークファイバーでは問題なく速度が出ているのですからNTTさんの問題あるいはその上流のプロバイダーさんの問題でしょう。

ちなみに某とくとくなんとかさんに契約して同じように接続してみましたがさらにとんでもない速度だったことをお伝えせざるを得ないところです。
ギガのファイバーで1Mも出ないという現象が本当に存在するなど思ってもみませんでしたがまざに実在するようです。しかも21時以降で速攻出現とは恐れ入りますし、しばらくしてまた測定してみても同じです。
もちろんときどき2Mとか3Mも出ますが大抵は1M以下で5Mとか10Mが出ることはありませんでした。


激遅の場合どうなるかというとたとえばYAHOOのトップページですら重く広告がなかなか表示されてこないという状況です。お天気予報の動画などバッファして動画になるまで数分を要していました。もちろんLTEスマホよりひどいと云えばひどい状況でしょう。


夜中の1時でもこの速度ですから最悪の品質と評されるに相応しいレベルではないかと(回線はギガです)
しかし2時過ぎに測定してみると300-500Mbpsなどどいう速度が出ています。

激遅になるのはOEをかける先までの経路、および、プロバイダーさんの回線容量と加入者数の関係等に左右されそうですが、とくとくの場合は速度が出ないケチケチ設定になっている可能性が高いでしょうね。21時以降おそらく1時過ぎくらいまでは意図的に速度を絞っているようにも見えます。1Mbs以下が出たのはさすがにひど過ぎるとしか云いようがないですしわざとやっている可能性があるのではと思えます。

その他とくとくさんの問題点としては契約時の案内にはDNSが明示されておらず使用できるDNSがよくわからないことです。たとえはクライアントあるいはサーバーで157.7.33.254/ns1.gmointernet.jpを指定しても157,7.32.53/01.dnsv.jpを指定しても使用できません。PINGへの応答は返すけれど問い合わせには答えない(問い合わせ拒否設定)のはどういうつもりなんでしょうか?固定IP接続で自動でDNSをもらって来いというももあまり聞いたことがありません。防火壁の設定を作るときにDNSのIPが必要になることが多いはずですし何なんだと云いたいところです。もちろん太っ腹のINTERLINKさんではちゃんとDNSの情報は提供してくれています。
ですのでとくとくさんはいろんな意味でお勧め度の低いサービスであると云わざるを得ないところでしょう。

とにかくギガのファイバーで1Mbpsも出ないことがあるのは本当だった! です。もちろんNTTさんの回線容量のせいもありましょうが同じ時間帯でもさらに速度が出ているプロバイダーさんもありその差は5-10倍程度はありましたからプロバイダーさんの問題である可能性は大です。しかも比較的空いてくる1時過ぎでも高々数Mbpsだったりするわけですからとんでもない品質ではないかと。

これならソフバンさんのWiFiの方がずっとましなんじゃないの状態です。ファイバーの工事や高いルーターなど必要ないですから。上りは24時近くなればそこそこ出てるみたいですが。


結論としては「ギガの回線で1Mbpsも出ない(極悪に近い絞りを行っている)プロバイダーは実在する」でした!