Z3801A

注文していたZ3801Aが届きました。
GPSアンテナ付きだったのでとりあえず接続してみましたが動作はしているようです。



作業したのが夜中だったのでちょっと怖かったですが、屋上の全天をカバーできる所に仮設置してエアコン穴からアンテナ線を引き込みました。
しかしながらケーブルが10Mでは測定機が置いてある部屋まではぎりぎりでしか届かないので、損失を覚悟でN接栓の延長をかますことにしましょう。

接続といえばアンテナど電源だけで、電源を入れて10分くらいするとGPS LOCKのLEDが点灯します。これで高精度な10MHzリファレンスが得られたことになるんでしょうか?(実際にはGPSにロックしただけでは精度は出ていない。GPSにロックしてから真の10MHzを予測してOCXOを微調整する方式のように見えます。)



Z3801Aの10MHzを基準としてルビジウムDATUM LPROの出力を測定してみると、微妙に振動しているようですが、実際にはZ3801AとLPROのどちらが振動しているかはわりません。

その後48時間から60時間くらいルビジウムをつけっぱなしにし、アナログ式ドロッパ電源も出来上がったので瞬停はしましたがSW電源から入れ替えています。長時間ウオームアップしたルビジウム(Z3801)の周波数の変動は小さくなりました。



SatStatの出力です。アンテナ遅延は70nSに設定してあります。信号強度は概ね良好ですが変動も小さくないようです。ただ、トラックする衛星が5個以下になることはないようで、アンテナケーブルを10m以上に延長しても大丈夫だということがわかります。設置場所はほぼ全天をカバーできているので拾える衛星の数も比較的多いようです。工事が結構大変だったので拾えていないとがっくりきますが...一応成功でしょう。



一定時間ごとにWEB SERVERにFTPをかけてファイルをPUTしアップデートする設定になっているので(その筋では有名なGPS Control Softwareを使用)お見せすることはできますが...運用としては未熟過ぎるので公開するほどのことでもないかと。ちなみにサーバーは独自ドメインを乗せてあるので簡単にアクセスはできますが...

ということでコントロールソフトを使ったTIのグラフからZ3801Aの癖が見えたような気がします。Z3816Aとの比較において実質的にZ3801Aが良いはずだと述べている記事も参考になります。これ以上は「書きすぎだ!」と先輩方にしかられるのでやめておきます(笑)。実際に使ってみないとわからないことまであからさまに書いてはいけないと...私もそう思います!後輩には楽しみを残しておいてあげないといけないです。
私の理解はタイムスタンダードを追求しておられる先輩方には遙かに及びませんが初心者レベルの考察としては最悪は免れていると思います(どーだかね)。


追記1
エアコン穴にケーブルを通す工事は意外に大変なので次回分を含め2本ケーブルを通しておくことにしました。秋葉の専門店で所定の長さの5D-SFAケーブルを作ってもらって予備ケーブルも通してからシーリングしました。いきなりの豪雨でシールするのがちょっと遅かったら水浸しだったかも。

追記2
アンテナは屋上の欄干に何とか固定できたが、秋葉などの専門店でポールとかアタッチメントを探さないと無理です。それからU時アタッチメントの長いビス状の部分はビスが5センチくらい飛び出していても締められるボックスレンチがないと無理です。ちゃんと固定するとなると普段あまり使っていない工具なども必要になる。

追記3
コントロールにはシリアルポートが必要だか、最近のノートパソコンにはついておらず、USBからシリアルに変換するとCOM5以降に割り当てられてしまって通信が不可だった。
仕方なく小型で電気を食わない478のキューブにXPをインストールして使うことにした。