1PPS TI
Z3801の1PPS出力(リアパネルに出力されていないが)のTI(TIme Interval)をプロットしていったのがこのグラフですが、がばらつきが一気に収束しはじめるポイントがありますよね。秘密のコマンドを使ったとか、ふたをあけてハードをいじったという訳ではぜんぜんなくってとても簡単なことなんですが。
TIの分散(平均値)が小さいことを重視するならZ3801よりZ3816Aが向いていると思いますが、Z3801Aもそこそこイケてるのではないかと思います。
上記の実験をもとにしてコンディションを整えTIのプロットを取り直した結果です。そこそこ安定していると思いますがいかがでしょうか?Z3801Aは温室で育ててあげればこのように素直になるという感じですが、いかんせんZ3801Aためだけに理想的な環境を用意してあげるわけにもゆかないので連続して維持できるかどうか不明ですし、Z3801Aにも個性がありすべてにおいて素直な性格とは限らないことも申し上げておいた方が良いかもしれません。詳細を知りたい方はこちらにアクセスしてみてください。3万ヒット越えたので期間限定で公開します;
このZ3801Aを基準として最初に入手したルビジウムDATUMを測定していますが、ケースの大きさや廃熱方法にもよるとは思いますが、実用になるレベルであると思います。実験が終わったらZ3801Aはとりあえず止めてルビジウムで運用しようと思っています。
雷が落ちることはないとは思いますがもし止めたらアンテナ線を外しておかないといけませんね。雷よけ装置っていうのがあれば安心なんでしょうけれど。