LH0032の調達

実験を始めた2007年頃には、LH0032でオーディオアンプの製作などを行った日本語の記事については、インターネットを探してもほぼ見つからなかったと思います。ブログにしても始めたのは2008年10月か11月頃だったかと思いますが、キーワード「LH0032」で検索すると、素人オーディオがYAHOOのトップで出てきてしまう状態でしたね。

実験に使うLH0032は、最初はWKなどで買ったりもしていましたが、まともに買ったら結構郄いので、YAHOOオークションで誰か出さないかな...としばらくウオッチしていましたが、流通量が少ないでのヤフオクでもほとんど出てきませんでした。

で、2007年に1度だけ、何個か出品されたことがあります。
こりゃ誰かが高値で落札かな...と思っていましたが、素人オーディオ以外の誰も入札しませんでしたね。
もちろん入札価格で全部在庫を売っていただき、たしか20個くらいにはなったと思います。
価格はいくらだったか忘れましたが、これまで購入したなかでは最安だったと思います。思いがけない値段で譲っていただけることもあるんだなぁ...とヤフオクにはちょっとだけ感謝。

そしてですが、このあと100個近くを購入することになったのですが、これもまた、ラッキーなことに、全然高くない値段でしたし、販売店から買った場合のほぼ最安でしょうね。まあそれがどこかというのは言えませんが...たぶんわかったとしてももう買えないと思います...残念ですが...

一部に、ないない!と騒いで探しておられた方がおられるとお聞きしました。2008年の10月頃かな?LH0032の記事を書いていたブロガーに「どこに売ってるのか教えて欲しい」と問い合わせが来たことがあるそうです。

当座に必要な分の数個から10個程度であれば、1個4000円以下にはならないとは思いますが、半導体商社のデッドストックを探せば売ってくれるところはあるはずです。たぶん半導体店で買うよりは安いでしょうね。

いろいろな年代のものがあったりしますが、個人的な感想ですが、製造から20年とか経過した古い個体は音が眠い?ような気がします。ボンディングワイヤーがアルミか金かという差があったりするのでしょうが、別にアルミで悪いってこともなさそうですし、リードは金メッキだろうがおそらく磁性体でしょう。なので、素人オーディオはわざわざ古いものを探して使うようなことはしていません。