53132A HS OVEN

測定編


とりあえずFL窓の保護シールがはがされていないようです。それなりに使い込まれてはいるようですが。


秋葉の某測定器屋でたまたま周波数カウンターをみつけ半ば衝動買いしてしまいました（毎度のことですが）。
モノは53132Aですがこのショップにしては値段が安いので付け間違えたのでしょうか？ HS OVEN (010) を装備しているので少なくとも20万は超えていなければおかしいのですが。ふるーいHP時代のノーマルオーブンの53131Aが10万以上しているのが常のショップですからこの値段はありえませんね。

とりあえず引き取ってきてチェックしてみましたが、確かに HS OVEN はなかなかのものであるようです。GPSとの周波数のオフセットは67mHzで確度も優秀(OCXOにしては）。ルビジウムの10MHzを表示させると12桁目が若干フラフラする程度に収まっているのでGPSでレギュレートしていない場合として抜群の安定度と云えるようです。ノーマルオーブンではルビジウムの周波数変動などを評価するのはまったく無理です。下の桁がフラフラして何を測定しているかわからないですから。

実はオーディオルームにカウンターを入れてWORD CLOCKの周波数を表示させてみたいななどと贅沢なことを考えています。基準周波数はGPSの10MHzを送ってやらなければど思っていましたがHS OVENを調整することでも何とかなるかもしれません。しかしながら調整用のプログラムがないとレシオなどを外部からいじることができないことになっているようです。確かに背面パネルのボリウムをいじっても何ら変化はないようです。

自分ではいじれないのでオリックスにでも校正に出すことにしましょう。セシウムでぴったり合わせてもらえればZ3801Aの周波数が正しいかどう確認できるでしょう。ユニバーサルカウンタの校正料金は意外にもあまり高くはなさそうです。
ちなみにここだけの話、E-11とか12とかを相手にするなら 53132A でなければやってられません。53131Aだと辛抱が必要になり、真の姿はよりわかりにくくなります。いくらサブ的な用途であっても53132Aが欲しいところです。

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メインマシンのCPU交換(AMD上海)とOS(WIN7)の入れ替えに時間を喰われそうなので再開まで結構たいへんです。
WIN7はVISTAの延長線上にあってVISTAを若干軽くした程度のものでしょうけれど。