HFEテスタの部品集め(後編)


TO−66/TO−3ソケットとBCDサムロータリーSW


前回うろつく時間があった割に収集した部品はしょぼかったので、調達をやり直すことにしました。
今回は短時間でキーパーツを探し当てることができ成果は上々です。

キーパーツの1つは最近見かけなくなったBCDサムロータリースイッチです。以前はオムロンの製品が簡単に手にはいったのですがどうも中止っぽいです。

単に窓の表示の通りのBCDコードを出力するだけのスイッチなんですが、基板タイプのロータリースイッチよりずっと操作性や認識性が良いです。このスイッチが手に入ったので1mA〜99mAの任意設定方式に変更としましょう。

もう1つのキーパーツは5.0とか2.5とかE24系列にはない精密抵抗です。さすがに1.25は2.5を並列にして作るしかありませんが、同一抵抗2並列なので電力が均等にかかりワッテージを倍にすることができます。100mAとか流したときには多少意味があるかもしれません。トレランスは0.1%あれば十分でしょう。

で、緑色の変なソケットみたいなやつですが、これは、TO−66とTO−3のパワートランジスタを測定するときに使うソケットです。なかなか良くできていますよね。これは10年とか15年前に買ったもので、現在は入手できないと思います。
そのほか、小信号トランジスタ用のソケットなども必要ですが、どっかにしまってあるのを発掘しないとだめですね。