HFEテスタの部品集め(前編)


HFEテスタを作ろうかと思って集めた部品


きょうは秋葉をうろつく時間があったので、そろそろ作ろうかなと思っていたHFEテスタの部品を集めることにしました。
HFEを任意の電流で測定できるようにするのが理想ですが、そりゃできないことはないですけれど、1/2/3/5/10/30mAで測定できれば、小信号からドライバーまでのTRはカバーできるので、単純に抵抗をリレーで切り替える方式にしようかと思っています。パワートランジスタはカーブトレーサーでチェックするので、HFEテスタでは500mAとか1Aとかで測定できなくて全然かまいません。

で、東京光音のRN75E(1.5W)を買おうと思ってKZ無線にお邪魔したら、なにやらVSRを購入しようとしている声が聞こえて来ました。「VSRの10Kと1Kと100オーム2本ずつください!」みないた感じで。

これって何に使うのかな...と考えてちょっと笑ってしまいました。まさか、LH0032の非反転11倍増幅回路短絡保護付じゃないよなみたいな。その人に何作るんですかぁ?みたいに聞くのも変だったので、私は私で必要な抵抗値を頼んで出してもらうことにしましたが。

まあその100オームっていうのがどこか特徴的でしたね。あるいは反転増幅回路でゲインを10倍と100倍に切り替える回路っていうことも考えられますが(笑)。ちなみに素人オーディオは、この定数を採用しているとかどうかは別として、よくみかける定数が10K1K100オームということで。

抵抗を出してきてもらうときにKZの店主の方とお話しましたが、某品は価格高騰(原価2.5倍)のため在庫限りで扱いをやめるということでした(ただし100個単位での受注発注は可)。

オーディオ部品に関しては、お気に入りのものが突然中止になることもあるし、中止にならなかったとしても、同じ価格と納期での入手は難しくなる場合も少なくはないですね。ここ数年で値段が下がったと言える部品はほとんどないですし、腐らないものは、あるうちに買っておけ!ってことにならざるを得ないでしょうか。