OP-AMPの測定用信号(仕方なく8082Aです)

高速なOP-AMPの性能を評価するための信号はライズが1nSくらいは欲しいところです。1nSは50万円超クラスのDDS FGでも結構厳しいレベルですが(33622のライズは2.7nSです)昔オークションで安く買ったほぼ手動式のパルスジェネレーター8082Aならなんとか作れるかもしれません(内部はECL)。昔は半導体メーカーでOP-AMPの評価に使われていたようですしLTの規格表には8082Aとか書いてあったのを見た記憶があります。

8082Aはマジ完全手作業設定なのでめんどいですがオシロで見ながら調整すれば綺麗な波形を作ることはできます。そんじゃそこらの安物では出せない綺麗な波形だったりはするみたいです。

10KH,1Vppでコンデンサで切っていない0Vを中心とした矩形波です。


500pS/divですから若干1nを切るくらいなのが見てとれます。10-90%でS/Rを計算すると750Vくらいになります。
ちなみにオシロは2GHzと6GHzの両方を持っています。6GHzを使う必要のないときは2GHzを使っています。どちらも40Gs/Sです。

試聴結果を書く前にはちゃんと規格通りの性能が出ているのかチェックする必要がありそうですね。ただ買ってきてただけでは模造品かはたまたロットアウト品かわからないなんて困ったものです。前回のAUも重く暗くつまらない音だったのでおっかしいな?これがモノホンの627?と思ったのが測定を行ったきっかけだったわけですが。