スペアナのバックアップ
最近導入したスペアナはWIN XP上で動くシステムなのでDISKが飛んだらおしまいです。なのでDISK丸ごとのバックアップがとても重要になるわけです。
サポートに「書き戻したらおいくら?」と聞いたら「20万円です!」だって云うしDISKが壊れたら5万とか10万とか上乗せされそうですよ。まさにメチャクチャな料金です。単なるDISKの交換書き戻し処理なのにですよ!
ふざけるなということで防衛措置を講じることに!
このDISKには隠しパーティションがあってFDDで起動してそっから書き戻す処理もできると思いますが、リカバリDISKは添付されていないし、サポートに聞いたらリカバリDISKだけは売らないって云ってましたね。書き戻すなら20万でやるけど儲からないサポートなんかしたくねえよって感じで気分悪いです。ここの会社の製品は初めてですが個人ユーザーなんて相手にしてないって様子ですねえ。いまじゃこの会社は計測器は儲からないからやめちゃってるんで仕方ないのかもしれませんけれど。
筐体の外フタをハズしてもどこにもDISKらしきものはありません。おそらくパネルの裏とか見えない場所に置いているんでしょう。よく見るとメインテナンスを考えてなんでしょうが筐体の上側トップの基板にDISKのコネクタらしき40Pのヘッダーがあることに気づきました。これをハズして起動しなければDISKだということです。
ということでDISKを探し当てることができましたが別のマザーに挿してどんなのか調べてみると、1つはCFを使ったシリコンDISKのようでもう1つは単なる2.5インチの20GB HDDです。イメージファイルにバックアップを取ることに成功しましたのでこれで一安心です。
さすがに高級な?測定機なのでBOOTはシリコンディスクでしたね。可動部分のあるDISKは数年で壊れるので当然の処置なのかもしれません。
ということでCFでもいいのですがコントローラーとの相性があるかもしれないので(同じものが入手できればいいですが)キャッシュ付きのIDE SSDで代替DISKとしてみたいと思います。IDEのSSDもかなり種類が減ってきたいのでいまのうちに買っておかないとでしょう。SATAだと変換かまさないといけないので動くかどうか微妙です。
言い忘れましたが、DISKを取り出すのは大変なのでコネクタのところに別のDISKを接続して使うというのが今回の趣旨です。IDE 20GBの方は電源を引っこ抜けそうなので問題ありません。CFは使わないで単に通電しておいても別に壊れることはないでしょう。
内蔵DISKは温存ですね。メンテしたときに壊れてると20万以上取られるし。
<追記>
IDE SSDは注文してもなかなか来ないのでCFあるいはIDE DISKでとりあえず実施です。結局は注文したけど使わないになってしまいましたが...IDEでないとダメということもあり得るので補修パーツとしては価値があるでしょう。
システムはCFからBOOTさせることができましがCFのスレーブDISKを接続するとBOOTしなくなる現象に当たってしまいました。書き戻しは完璧なハズで、当然ですが別のシステムからはBOOTさせることができますが、スペアナかからはBOOTできないということなのでBIOSとの相性なんでしょう。
最も簡単な回避策は同じスレーブDISKを使ってドライブを丸ごとコピーすることなんでしょう。これなら文句なく動作するはずです。BOOTトライブはCFで全然問題ないのですが設定データーがスレーブのDISKにはいっていてこれがないと起動はするけれどまともに動作はしません。
1つのCFに書き戻すこともできなくはないでしょうけれどドライブレターをつけかえなければいけないですし論理ドライブの数の制限でもひっかかる可能性があると思います。システムの基本を理解していれば別ですがヘンなこをするとあとが面倒なのでやめといた方がいいでしょう。
ということなのでとりあえずそのへんに転がっているDISKに丸ごとコピーしおけば良いということで。あとで同じDISKに書き戻せば問題なくいけるでしょう。イメージで書き戻す場合はまったく同じにできるとは限りませんので。
なんでこんなことをするか(コピーしたらそのまま使えばいいじゃないか)...どうしてだと思います?このシステムが作られた時代を考えればわかることですけれど。