狭帯域分析

ルビジウムのお供としてシグナルアナライザを導入しました(懲りもせず)。AgilentのE44シリーズを超える性能にはワクワクしますねぇ...これくらいないと面白くないですよ。

早速ですが20Hzの狭帯域分析をやってみました。
中心周波数はピタリと合っていますしカウンターの表示もバッチリ合っているので気持ちいいですねぇ。

Span 20Hzですから片側10Hzで1div=2Hzに相当します。オフセット3Hzのところで-80dbmまで落ちていますがリファレンスレベルが+6dbmなのでC/Nは-86dbcとなりますね(RBW=1Hz)。RBWをもっと小さくすれば綺麗に測定できるはずですが1Hzが限界のようです。

オフセット3Hzなどが実際にスペアナで観測できるとは思っていませんでしたが強力な解析能力はルビジウムの評価役立ちそうです。

ちなみにこのアナライザですが4352Bとほぼ同じ大きさです。上に載せて使うにはGOODですが2段積だと高さが50cmを超えるのでマジ壁みたいです。

測定器はだいたいこんなところでよろしかろうと思いますので当面は大型品の導入はないと思いますが、強力なアナライザがGETできそうな金額で出ていたらまた欲しくなるかもしれません。

ちなみにこのアナライザは製造から5年経過しています。当時は世界最高クラス?と謳っていたようでAgilentがそれに追随したのは2007年頃だったようです。Agilentが新型を投入した以降発売が中止になった?というかここの会社の主力商品が測定器ではなくなったというのが正しいのかもしれません。

画面表示はSVGAフルカラーで画面はタッチパネル12インチ液晶です。タッチパネルは汚くなるのでイヤだったのですが幸いにも液晶は新品でかつおまけとしてメーカーで校正済です。おそらくは液晶を割ってしまったか何かで全交換したのでしょうねえ。

しかしまあオーディオの機械を買わないでこんなものばかり揃えていますが、素人オーディオにとっては測定器も重要なアイテムです。こんなこと云ったら皆様に怒られますが、たかーい海外製のトランスポートとかDACとかを買うなら測定機を買った方がずっと楽しいですねえ。

CD-Pについては素人オーディオとしてはいまのところDR-1で十分でございます。SACDには外付DACは使えないのでDACも不要です。この前聴いたK-01も結構良かったですけれど中音域の凝集感みたいなものが薄かったので音楽的にはややマイナスではないかと感じました。でもかなりレベルの高いCD-Pでした。